クオリア日記(茂木健一郎)

わからないことから始まる

茂木健一郎氏のブログであるクオリア日記にて自分が、日々考えていることに近い言及があった。以下引用する。

「わかる」という「ハンドル」
がつかなければ、そもそも
何がわからないかもわからない。
 わかることは、わからないことの
水先案内人なのである。

 人生について知れば知るほど、
わからないことも増えてくる。
 ある人について見聞きするほど、
その人のことがわからないと
わかる。

 一つ「わかる」の枝が伸びると、
そこから十の「わからない」の
枝が伸びる。

わかることにより何がわからないのか把握でき、そして、わからないことをわかるようにするように人間は動く。
つまり、知識の限界はないということであろう。
あえて限界をつくるとしたら、人が生きることをやめたときであると考えられる。