道具が変わる 〜これからの思考の教科書 ?論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方?

これからの思考の教科書 ?論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方?

これからの思考の教科書 ?論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方?


いきなり内容から脱線するが、本著では、多くの書籍やアプリが紹介されている。電子書籍であれば、本文中から飛んでそのままamazonで本を購入とか、アプリに関しても同様。出版社は、その広告マージンを多少頂くだけでも金になるのではないか。そのプラットフォームは、もうできているのか。そのプラットフォームをとれずに悩まされている訳だ。iTunesとかね。


本中に診断の項目がある本。これも例えば、メタボチェックというテーマで、
1、週の◯日運動している。
2、食事はよく噛んで食べるほうだ。



これを、実施していくつかの場合訳がみつかる。それに対応するページに自動的にとぶ。
いろんな可能性が膨らむ。


本著を読んでいて、どんどん頭の中が活性化されていく。


知識社会になって、道具はシャベルやクワでなく、頭そのものである。その頭をいかに活用するか。そのための道具の重要性が高まる。PCも道具のひとつだろうし、紙やペン、付箋、iMandalArtのようなアプリも考えるための道具であろう。


物的ものでなくても、フレームワークのような考えるの道具、事象をとらえる道具の重要性が今後も高まる。


近年の勉強本の旺盛も、単に不景気ふだからだけでなく、社会全体が考える道具を探しているからであろう。


思考法の本はいくつもでているが、本著は真に教科書的な一冊である。