この国を出て戻っこい 〜この国を出よ

”日本の借金は、2010年6月末時点で900兆円の大台を突破。この金額は、年間の国の税収学の約24倍に上る。消費税は1%につき約2兆円から2.5兆円。”つまり、5%上げて10兆円。10%上げて20兆円。900兆円だったら?


この国を出よ

この国を出よ


『この国を出よ』というタイトルから、日本は、やばいから逃げましょう。なんて意味でない。そのへんの意味のない政治家よりも余程日本のことを考えて提言している。


大前研一氏は、大学時代に読み漁った。最近は、投資関連の話を書いていることが多く、賛同できず遠ざかっていた。だが、誰が、首相になっていたら日本は変わっていますか?という質問があれば、大前氏を孫正義氏よりも前にだす。ようやく時代が、大前氏に追いついてきた。道州制も国民背番号制も。


柳井氏は、『一勝九敗』を読んだときに、この人は攻めるけど、九敗しないことも視野にはいっていると感じた。


両者ともに定量的に日本の現状を捉えそれに対して提言している。大前氏は、過去の書籍において展開している持論が、いまでもかなり有効であると、感じさせる。個人的におもしろいと思っているのが、議員数の削減である。削減するだけ
でなく、、、それは、本著にゆずる。


柳井氏はユニクロの展開をグローバルに展開することを発表している。どうして儲かるのか。どこまで儲かるのか。世界で勝負していくことを感じさせる。いや、世界で勝負しなくてはならいないと感じさせる。


僕はまだ、20代だ。食うのには困らない所得がある。日本にいて心地が良い。だが、世界で戦わなくては、今後、心地が良いと感じることは、ないであろう。てか、2012年にマヤ文明が示しているように地球が滅びればいいが、そうでなかったら日本は、とんでもないことになる。


そう心構えをもつしかない。準備をしておくしかない。