なんでもゲームとしてとられる営業〜ゲーム理論の思考法

ゲーム理論の思考法

ゲーム理論の思考法

「期末なんてゲーム理論の世界だからな。ポイント稼ごうや」と課長が言う。『期末』という概念も疑問に思うが、『ゲーム理論』の使い方あってんのかと疑問に思い本著を手に取る。


 期末に上記疑問を解消できずにいた。上記で課長が発した『ゲーム理論』という言葉は、理論を省略すればわかりやすかったが、理論という言葉に惑わされる。


 そんなこと考えている時点で営業できないヤツだとバレてしまうね。事業承継で10M稼ぐ、シップファイナンスで100M稼ぐ、500M貸出を実行する、10Mの貸出を実行する、2Mのカードローンをとる。これすべて1Pというゲームが始まり。これらの積み上げが始まる。勝者は、3000円の図書券と来季の昇給。。。


 これで、どのレベルの金融の世界かは、ご理解頂けるであろう。2人以上のプレイヤーが集まったときの意思決定の理論をゲーム理論とし、上記ゲームでは対象が営業マンと営業マンでひとつ成り立つと思ったが、なんとなく違和感を感じる。

 
 どこに違和感を感じるのであろうか。もう少し考えなければならない。ひとまず読了。