イノベーションの障害が、既得権益とは虚しい国〜電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)


なんで既得権益者は自分の権益がなくなるまで気づかないのか。常に守ることを考えているような気がする。それでは何も生み出さない。
 

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)


 週刊ダイヤモンド電子書籍の特集を組んだが潰されたのをみると、まだまだだなと感じる。だが、もう走りだしている。スタート遅れたら、追いつくのはシンドイ。裏からフライングだと叫んでも誰も相手にはしない。走りながら考える時代。走りながら改善する時代。

 
 電子書籍は、音楽がそうなったときからなんとなくわかっていたこと。日本はまだタワレコとか残っているのがスゴイとしかいいようがない。紙やCDが全部なくなるなんて思っていない。ひとつのチャネルとして残るであろう。


 本著では、電子書籍のことをかかれているが、既存の出版業界の仕組を考えさせられた。出版文化だけでなく、テレビ、車、電機、通信、電力、水道、どんどん考えなければならないことが多くなる。