最強の組織はコレかも〜発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
- 作者: トム・ケリー,Tom Kelley,ジョナサン・リットマン,Jonathan Littman,鈴木主税,秀岡尚子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/07/25
- メディア: 単行本
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初版が2002年7月。いまが2010年5月。未来は予想できるのね。でもどれが実現するのかなのね。
appleを感じる。googleも感じた。やっぱシリコンバレー行くことにした。
いま身の回りにあるものは、このIDEOがからんでいる。ハブラシ、アイロン、パソコン、マウス、スーパーのカート。パナソニック、Apple、パーム、ebay。オープンソース、Linux、Javaデザインのイノベーションとかそんな決まりきった言葉で表現するのは失礼。
デザインというとモノのデザインを考えがち。だが、現代においてはモノだけでない。ライフスタイルをデザインするとかビジネスをデザインするとかソフト面がより重要。
日常生活でもハードよりソフト。アンダーソンのFreeでもアトムよりビットでしょと言っていたのが強く思いだされる。
うちの会社では絶対ありえない。でも、そのありえないを疑おう。
久しぶりに読了後感動した。2002年にこれを読んでいたら人生変わってる。
・観察し、ブレインストーミングして、プロトタイプをつくる
・引っ込み思案はいらない
・傲慢なまでもの自信
・デザインだけでない、ライフスタイルをかえる
・抽象的な話しに固執せずに、具体的に話に話が進むと納得する