孫正義は、おもしろい人だ

孫正義LIVE』こんなタイトルの企業説明会の名前をつけているからには、相当なカリスマ性を持った経営者なんだと感じた。名前も知っていたし、どんな人間かも話などでは聞いていたが、実際に直接話を聞くのは、初めてである。
率直な感想として、「この人はおもしろい。」そう感じさせる人であった。なにがおもしろいかと言えば、考えかたである。どんな考えかと言えば、以下に記す。
「気持ちの持ちようで自分の人生はすべて決まる」
「あらゆる困難は自分を鍛えてくれる」
「イメージしたことにチャレンジする」
「本気で取り組めばどうにかなる」
「スタートはハンデがあれば、それだけ伸びしろがある」
といったようなことを言っていた。この話聞いて、プラス思考であり、楽観主義者であるなと感じた。だが、その背景にはこんな言葉がある。
「死ぬ気でやればなんでもできる」
孫さん自身がお話していたが、まだ企業したてのころB型肝炎を患い、余命が5年と宣告されていたらしい。そんあ状況で、必死に考えたそうである。家族のこと。仲間のこと。会社のこと。
そういった状況で自分の自己満足ってなんなのかを考えたといっていた。たしかに、そんな状況になれば、生きている間にどうにかしたいことを考える。そのときに考えたことが、わけのわからない物欲でなく、娘が幸せにだとか、仲間が幸せにと考えたと言っている。そして、その規模だけでなく社会全体の幸せを考えるのだと。そのためには、自分は何をしなけらばいけないのかと考えたという。
そういった境遇を経ていまのSoftBankがあるのだ。
だから何だと思うかもしれないが、自己満足の先が、私利私欲でないところにおいている人がいるのでろうか。
もう一度自分のことについて考えなきゃいけないなと感じた。
そんな気づきを与えてもらうのは久しぶりであり気持ちが高まった。