レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術結局(本田直之)

はやくあいたかった書

本屋でリバレッジリーディングなどを目することはあった。もっとはやく出会いたかった著者である。
「Doing more whith less」この考え方は、忘れない。

マニュアルの本来の目的は、一定の仕事レベルにまですべてのスタッフの能力を引き上げることです。時間を短縮し、最短ルートを通るためのツールなのです。そして、仕組み化する部分は仕組み化し、それ以外のことに頭を使うようにします。

大前研一も時間述の中で、決まっていることは、ルーティンワークにし、それ以外のことに頭を使うようにすると言っていた。余計なことに頭を使わない、時間を使わないことが、効率的になる。また、他の著でも、大前氏は、自分は二度同じことを考えることが無駄であるというようなことを言っていた。これは、仕組み化の重要性を強く感じる。成功して終わりでなく、継続的な成功、または、それ以上の成功において仕組み化はかかせないものであり、日常の生活の中でもこの仕組み化をしていこうと思った。

睡眠時間は前述したように、暗記に活用することができます。寝る前に記憶したいことを読んで、そのまま眠ります。そして、朝起きてすぐ復習すると定着します。

ひとつに脳を最大限に活かせるようにすることが、これからの知識社会においての鍵になると感じた。古来のエジプトの人は、脳を鼻水を出す機能としか考えていなかったのに。また、朝起きてすぐ復習すると定着するということは、初めて聞いたので試してみよう。

脳が目覚める、目覚めないという前に、まず体を起こして、歯を磨いたり、カーテンをあけたり、顔を洗ったりして、体を動かすことによって、引きずられる形で脳が目覚めるのです。布団の中にいたらいつまでも脳は目覚めません。これは、体主導型の考え方です。

とにかく起きればいいのだと強く感じる。

読書を始める前には、まず読書は問題解決のために行うものと意識します。たとえば、「自分の人生の目標は何か」「現状の課題は何か」という大きな目標を持ちます。すると今の自分に必要なのはどの本なのかわかるでしょう。
次に、本文を読む前に、本全体をざっと眺めます。私はカバーのソデや奥付にある著者プロフィールを見ます。次に帯を読み、カバーの表袖を読みます。それから「まえがき」「目次」「あとがき」を眺めます。こうすると大枠が見えてきます。そして、本を読む目的を改めて確認し、ページを開きます。

読書を続けてきたが、自分がどれだけ受動的であったかを思い知らされた。ただ時間を消費していたに過ぎないのではないかと強く感じた。著者はこの仕組みで本を常に読んでいるのであろう。自分も目的を考え大枠をとらえて読み、読書の効果を∞に引き出したいと考える。これは、今日から活かせる技術である。

大事なのは、本から得たノウハウをレバレッジ・メモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、実践でどんどん活用していくことです。読んだだけで実行しなければ、それで終わりです。

行動に移すから、読書が生きてくるのであり、読んだだけではなんの意味もない。そして、行動に移すためには、常に意識化しなけらばならない。意識化するためには、常に頭にいれなければならない。そのためにレバレッジ・メモ繰り返し読むという具体的行動において、具体的行動を呼び起こすという習慣をまねしなくてはと感じる。ブログをもっと有意義なものにしようと思う。

仮説を持たずにいきなり本を読むと、焦点が定まっていないので、重要だと感じるポイントがいくつもでてきます。線を引こうと思ったら、線だらけになってしまいます。しかし、事前いしっかりとした仮説を持っておけば、仮説を検証するための読書に変わり、一冊にかかる時間も少なくなります。

多くの情報を得るためには、自分が必要なことを明確にすることが、近道である。線を引きながら本を読んでいるが、たしかに、仮説を持っていないため、線がばらばらになってしまいがちである。仮説をたて主体的な読書を実践すること。

六次の隔たり(Six Degrees of Separations)」というネットワーク理論での研究があります。これは、人は自分の知り合いを六人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれるという説です。

人のつながりは大事である。

この本によって本の読み方と、ブログでの読書のまとめ方が見えてきた。本は、事前に想定して仮説を持ち、主体的に読む。そして、そこでは線を引き線を引いたページの角は折っておく。読み終わったら線を引いたとこをブログにまとめ、なぜ線をひいたか等をまとめる。
これが、ひとつの型であり、ここからカイゼンをしていけばいい。