一日30分を続けなさい (古市幸雄)

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55

平等なモノは何かといわれたら時間だと思う。
誰にとっても1分は、1分でしかない。
そう思うと、時間をどう使っていくかが、どういった人間になっていくのかいうところに繋がる。
たとえ1日30分にしても、週に、3.5時間で、年間(365日)182.5時間である。
この時間数をみると、こんななのかと考えさせられる。
年間などで考えると、普段ボーっとしている時間の1分が非常に尊い時間に思えてくる。
以下、興味のあったところ。

金利の高い金融商品が見つからない超低金利の現代では、自分自身への投資が一番リターンの高い投資なのです。
・自分に動機づけをするコツは、まず、将来なりたい自分をイメージすることです。

こういったことを書かれている人は多い、なぜ実行できないのであろうか。
どうしても将来を断定することに対する抵抗があるのかもしれない。

・側頭葉→海馬→側頭葉(長期記憶)
側頭葉→海馬→破棄(一時記憶)
・ある項目を勉強する→この勉強の1週間後に復習する→最初の復習から2週間後に2回目の復習をする→2回目の復習後1ヶ月以内に3回目の復習をする。

記憶のメカニズム
勉強を効率しようと思うとどうしても脳の作用にいきつく。脳の作用を考えると復習がいかに有効だと知る。
小学生のときとはいわないまでも、中学校くらいの歳で脳の作用に基づいて復習がなぜ有効なのかを知りたかった。

セミナーの質の問題というよりも、私が「必ず投資額以上の価値のある知識やスキルを吸収してやる」という心構で受講するからです。
・知識を効率よく吸収するコツとして、あなたが勉強したことは、後日、誰か他の人に教えるつもりで勉強してください。

主体的に行動するということは、ドーパミンがでる準備なのか。

・数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ているということです。
・y(勉強の成果)=a(教材・サービスの質)×b(集中力)×xの二乗(勉強時間)+(過去の勉強の蓄積)

自己投資の必要性にとって、納得いくものであった。
自分みたいな凡人には、時間をかけないで、成果をだすなんてことを考えることがバカらしいと感じた。
だが、勉強時間をかければいいのでなく、効率的に勉強して時間を有効的に使うことが脳としては大切。

人間の身体は食べた物が栄養になり、その栄養の質で身体の成長や健康が大きく左右されます。同じように、人間の脳はインプットされた情報が栄養になり、その情報の質で人格や能力が大きく左右されます。周りの環境、またはインプットされる情報の質の違いで、考え方に差が生まれます。

脳科学的いよく言われていることであり、要するに、インプットされる情報が変われば、人は変われるといったとこにつながる。

5分どころかも無駄にしたくない。

トヨタのできる人とかいった本で、ある取締りの例がでていた。会議には、未処理の書類を持ち込み、議題のかわる数秒の間に目をとおし判断をする。隙間時間といわれるが、これをコツコツと積み重ねると、かなり有効である。

「いかに効率よく知識を吸収するか」ということを考え続けた結果、「集中力が高い状態の時に勉強をして、集中力が低いときには勉強は避けるべきだ」という結論に達しました。そのために、生理的に「気持ちいい」状態作りは欠かせません。

部屋の掃除などの家事も脳のウォーミングアップには、有効だと言われている。整理整頓もカイゼンの基本であると言われている。普段、身近な小さいことだと思えることが、ゆくゆくは大きく影響をもたらすものであると強く感じる。

・比較的短い時間の勉強→休憩のサイクルを1セットとし、これを2〜3セット繰り返せば、簡単に1〜2時間の勉強はできます。
・インプットやアウトプットする情報の種類が違えば脳は疲れないことの証明です。

集中力の持続性もなく、何事にも飽きやすい自分にとってはいい突破口になりそうである。

・どうせ同じ対策勉強をするならば、どうして早めに始めて成功する確率を上げようとしないのか不思議でなりません。
・「1日の勉強量にしては少ないかな」というくらいの勉強量に抑え、これをほぼ毎日続けるのがコツです。

長期的に勉強をすることができない自分の根源は、浪人時代のむちゃな勉強の仕方にあるのかもしれない。

1年〜3年という比較的短い期間で英語の成果を出したいと思ったら、年間1000時間、最低750時間は勉強しなければ、いつまでたっても英語はできるようにはなりません。習い事も同じですが、最低1000時間は練習をつまないと全然モノにならないのです。

この本は、時間をかけてやるしかないということを非常に説いている。たしかにそれしかない。

・いつまでに留学を実現したいという最終目標を決めました。それを数ヶ月単位以上の長期目標に分け、さらに、数週間から1ヶ月までの中期目標に分割し、最後に、各中期目標を達成できるように1日目の目標設定を決めていました。
・いつまでに勉強の成果を出す必要があるのか、ということを頭の中だけではなく、きちんと紙に書き出して、視覚的にチェックするほうが得策です。
・あらかじめ決めた時間内で一定の勉強を終えるように努力します。
・期日を含めて明確に、あなたが実現したいことを先に決めてください。多くの人が目標を達成できないのは、決断しないことが最大の原因です。

ビジョンを持ち、それに基づいて、目標を明確に決め、細分化し、それを常に自己認識する。

・食事をすると体が食べたものを消化しようと胃に血液を集中させ、食後1時間程度は集中できない状態になるからです。脳にめぐる血液の量が不足するのです。
・勉強には、頭寒足熱の状態を保つのが大切です。

脳を友好的につかう。

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