ユダヤ人大富豪の教え(本田健)
自由人になりたい。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/02/09
- メディア: 文庫
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金持ち父さんシリーズは、読んでいるが、そちらに注力してしまいすぎていたのかもしれない。
一人よりも二人、二人よりも多くの人の意見を聞く方が、様々な視点が増えるので考えが深まる。(ときに多様でない方がよいときもあるが。)
この中で、印象的なところが多くでてきたので、引用しながら再考する。
・事業家として成功したいなら、三つの要素が絶対にいる。何かをやろうと決めたら、その目標に向かって、戦略を立てること。そして、そえを実行すること。それがうまくいくかどうかについて悩んで時間をつぶさずに、それをやり遂げる情熱だ。(22)
・ビジネスプランを見るときは、そのビジネスの本質が何かを見抜くようにしなさい。(89)
悩んでいる時間があまりにも多い。悩んでないで、実行してみてそれで、うまくいかなかったら、違う方法を探せばいいだけの話である。時間をどう使うで人生は決まるものだ。
本質を見抜く習慣は、本質を見ようとする意識から始まるもんだ。
幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ。(31)
何が幸せなのか、何が成功なのかを自分に問いかけ、その答えが、幸せや成功の答えであり、決して周りが決めるものではない。お金持ちになって、いい車乗って、いい部屋に住んで、うまい料理を食べていたとしても、なにかモノ足りなくなる。そのモノ足りないのは、なんなのか。本当の答えは、自分しかしらない。自分をもっともっと知る必要がある。
君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額(39)
大多数の人間は、いまいるところで頑張れば道は開けると考えてしまう。そこで、無駄な戦いをやって、ボロボロになって力つきてしまうのだ。本当は、その場所から出ないといけないのだが、代わりに夜学で簿記を習ったり、コンピュータを習ったり、スキルを高めようとする。
それ自体は悪くない考え方だが、金持ちになったり、幸せになるためには、ぜんぜん努力する分野が違うのだよ。彼らがやろうとしているのは、会社によりよく評価してもらうことだけだ。転職についても一緒だ。このスキルがあれば、転職しても困らないと考えるのだろうが、結局は他人のために働くだけだ。君が金持ちになりたいなら、会社員でいるという期間はできるだけ短いほうがいい。自分の学びたいスキルを学ぶ学校ぐらいの気持ちでいったらいいだろう。(47)
会社員のままでは、働かされ続けるわけえで、要はラットレースを走っているだけになる。ここから抜け出すための準備をすること。
大好きなことに巡り合ういちばんの方法は、いまやっていることが何であれ、それを愛することだ。
自分が本当にやりたいものは、なんなのかわかっている人はどのくらいいるのであろうか。
いまやっていることを愛し、全力で取り組むことが一つの突破口になる。
・日常的に考えていることが人生をつくる。金持ちは日常的に豊かさ、新しいチャンス、楽しいイベントのことを考える。お金に縁のない人は、月末の支払い、イヤな上司、リストラ話など貧困につながるようなことばからりを考えている。どこに、ふだんの意識を集中させるかで、君の将来が決まると言えるだろう。(92)
・人生は、『考えること』と『行動すること』の二つでできている。いままで考えてきたことと、思考の結果行動してきたことの集大成が君だ。(93)
・ふだん考えることが現実の人生をつくっている。
豊かな人の共通の条件は、思考を大切にしていること。つまり、自分の行動の根源は、自分の思考にあると本質をつかんでいること。何を考えるかで自分の人生が決まるというのは、自己啓発のように感じるが、本質をついている。
・ふだん考えていること、感じていることは、紙に書いたほうがいい。(98)
・コミュニケーションには二種類ある。自分の内面とのコミュニケーションと自分の外側とのコミュニケーションだ。(99)
自分が、一日24時間何を考えているであろうか。睡眠時間は、6時間ぐらいなので、残りの18時間。なかなかまとまらない。
話が、少しずれるが、意識化しないことが増えれば、増える程、考える時間が増える。
自分の望む現実に意識をフォーカスすることだ。(102)
無駄な思考を排除する。排除するというよりも、フォーカスするという方が、脳が多様性を求めていることから考えるといいのかな。
自分の感情や思考が人生のコントロールを奪うほど、パワフルだということを知っておいてもらいたい。(108)
人間は、感情の生き物であるが、その感情の積み重ねや、思考の積み重ねが人生になっているということ。
セールスで上達するには、トップの人のやり方をまねるということだと気がついた。(121)
上達の基本ルール、「先人に学ぶ」
自分が考えていることが伝わらなければ、成功はおぼつかない、コミュニケーション能力を高めることが、成功への近道なんだよ。(129)
コミュニケーションは、どんな場面にもつかう。コミュニケーションをしない場面はないだろう。
・私は、お金を感謝と愛情の表現として使うようにしている。(152)
・五原則は、
1たくさん稼ぐ
2賢く使う(節約)
3がっちり守る
4投資する
5分かち合う
・いちばん費用対効果が高い三年ぐらいの中古車を買う(156)
・貧乏人の口癖は。『ふだん頑張っているご褒美に買っちゃおう!!』。一方、金持ちの口癖は、『いまの私には必要ないな。またにしておこう』(157)
・自分がお金を使うときには、そのお金で何を得ようとしているのか、よく見極めることだよ。(158)
・賢く使うとは、それが人を喜ばせるように使うことだ。(159)
ほしいもと使うものは違う。自分の机の周りいこれは、本当に必要だったのかというものがある。稼ぐことも大切だが、使う方も確認してみる。
また、ゴミかゴミでないかの判断基準は、使わないものと使うものの違いにおくことにしている。よくあるのが、まだ使えそうだからとっておこうという考え方である。このように考えてしますと使わないものがどんどん増えていく。使わないものはゴミである。
・「その中でも、いちばん金持ちになる近道は何ですか?」
「ビジネスをもつ(Own your business)ことだね。<以下省略>」(173)
・ビジネス=人がお金を払ってもいいと思うぐらい価値あるサービスやものを提供すること(174)
・君は、チームの監督であってチームの一員ではないのだ。もし経営者を目指すならば、一プレイヤーとして技を磨くのと同時に、監督としての力量を身につけることを第一の目標にするがいい。(199)
監督と聞いてリーダーシップと思いついてしまうのは、胆略的すぎるかもしれない。だが、磨くところは磨こうと思う。
多くの人の最大の問題は、理想の状態をイメージしないことなんだ。君がやらなければならない最初のことは、自分の望む人生をイメージすることだ。(215)
人間は、イメージできないものは、かなわない。逆いイメージできたのならそれは、叶う可能性のあるもである。
?どんなことも意図的に決める
?人生の価値観、優先順位をはっきりしておく
?決められないときは、自分が納得できるまで待つ
?決断に失敗はなにことを知る
?一度決めたら断固たる態度で前に進む(224)失敗とは、あきらめてしまったときにのみ起こる現実なのだよ。(230)
成功していなくてもそれは、失敗でなく、成功へのステップであると考えれば気が楽である。どうしてこれほどまでに失敗という言葉は、ネガティブなのであろうか。