会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方(中桐啓貴)
会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方―「投資」と「給料」で着実にお金を増やす方法 (アスカビジネス)
- 作者: 中桐啓貴
- 出版社/メーカー: クロスメディアパブリッシング
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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株式投資に長期で投資して、複利で運用するが会社勤めでお金持ちの人たちの考え方であると言及している。
資産運用するにあたって基礎となる考え方は、示しているため資産運用初心者にとっては一読の価値はある。
また、株式も普通の商品と同じように原価で買うべきだという考え方は、資産運用初心者にとっては新鮮である。
資産運用の本を読むとPERだとかPBRだとかの言語の説明がはいり、
どういう状況で買うといいとかいう本は多い。
そのPERだとかに入る前に考えなくてはいけないことが書いてあり
本質をついている感じがする。
年末にかけて資産運用の本を読んでいる。
資産運用は、長期で分散するということが基本である。忍耐を持って。
株価の利幅を管理するのでなくて、コストとリスクを管理する。
そして、インデックスファンドを積み立てることがよいと、歴史的には物語っている。
そして、ノーロードなどのコストの安いもの。
インデックスファンドのトータルのリターンがいいのもコストが安いからである。
とはいってみたものの、資産運用で大事なことは
「身の丈にあったこと運用」ということであろう。
現状→将来をみつめ、どういった人生を歩むのか。
資産運用しなくてもいいし、資産運用という言葉を知らなくてもそれらしいことをしている人はいる。
自分の資産は自分で守らなくてはならない時代になったからこそ
日本人、世界中の下流、中流くらいの人達が、もっと資産運用の勉強に力をいれる必要がある。
でないと、もっと格差は広がる。
だが、そうしてもどうしても後乗りになるので、トランプでいう大貧民の革命はなかなか難しいのかなと感じる。