労働法のキモが2時間でわかる本(石井孝治)

労働法のキモが2時間でわかる本

労働法のキモが2時間でわかる本

小飼 弾氏の404 Blog Not Foundで興味をもった。
労働法というと、すこし硬い感じがしてとっつきにくい感があるが、
まったくそれを感じさせない。
物語になっているため、おもしろく、わかりやすい。
小飼 弾氏が

労使双方とも、一人一冊用意してオフィスのデスクに置いておきたい一冊だ。

と述べているがまさしくそのとおり。

姉に読ませたら、
本著でつかわれている法律の、
正式の名前と何条なのかが載っていないのが難点だといっていた。
だが、僕は、載っていないから抵抗なく読めたと感じている。

働いていてなんとなくわかっているが
実際どうなのというとこを説明していくれている。
一番考えたことは、
そこがわかることにより、
「働かされている」という受動的な態度から
「働いている」という主体的な態度への変換の第一歩にもなる。

「主体的」という言葉は、
理由付けできないが、成長のヒントであると考えている。
だから、働く意識は良い方向にむくのではないであろうかと感じた。