スピードハックス（大橋悦夫　佐々木正悟）

スピード！スピード！スピードと楽天の成功のコンセプトにはあるが、
時代をもろとらえている。
とにかくやらなければいけないことが多くなった時代。
もしかしたら、やる必要もないことも
やらなければいけないことに分類されているのかもしれない。

だが、生活や仕事の中で触れる情報が増えたということは、
その情報を処理しなければいけないので、
やらなければいけないことは増えたのであろう。

そんな時代においては、スピードはかかせない。
この世で唯一平等なものは、時間なのだ。
その限られた時間の中で、どれだけ生産物を残すかが生き残りの道である。
生産物というか付加価値というか。

そうなると時間は限られているのだから、時間単位あたりの処理能力をあげるしかない。
その中にスピードをあげるという選択肢があてはまる。

インターネットが普及して、スピードをあげることがよりできるようになった。
今後も、人類は、スピードをがあげることを考え続けるのであろうか。

そんなに意識的なのであろうか。
無意識にスピードがあがっているという感覚がする。
知らない間に、スピードオーバーになって事故を起こさないようにしたい。

本著は、サブタイトルである、
仕事のスピードをいきなり３倍にする技術
のとおりである。

だが、本著で書かれていることを習得している人は多くいるであろう。
そういった人たちは、初心に帰る意味でいいと感じた。