バフェットからの手紙(ローレンス・A・カニンガム)

バフェットからの手紙 ? 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル

バフェットからの手紙 ? 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル


バフェットの投資哲学を知るならこの一冊なのかもしれないと直感で感じた。(他にあまり比べていないので根拠はない。)
バフェットの投資手法を知りたいのなら、これは違う。
どちらかというと、バフェットの投資の手法を知りたかった。だた、この本を読んで、手法なんてものはどうでもいいのであって、その手法がどういった思想からうまれてきたのかの方が大事だということに気づかされる。バフェットの投資の手法どおりやっても、必ずうまくいくとは限らない。そして、その手法で損を出してしまったら、バフェットなんてといっていたのかもしれない。そんなばかなことになる前に、この本を手にとっておいてよかった。
彼の思考哲学から、投資手法がうまれたのである。目先の手法ばかり理解しても、哲学が備わっていなかったらなんの意味もない。なぜ、これをやるのか。理解できていないならやらない。まして、だれだれがこう言っていたからなんてのは、不幸の始まりである。