クレディセゾン・セゾン投信共催「自分らしく生きるための長期投資」

 長期投資の話である為、客層は20代から30代くらいの人も多くみかけた。こういったセミナーにいくとだいたい、年配の方が多いイメージを持っていたので、最初は違和感を感じたが、長期投資というテーマを考えれば当たり前のことである。


 木村剛氏の話を聞くのは初めてであった。だが、データに基づき説得力のある説明をしていると考えられる。
サブプライム問題のせいにするな。日本の実情をしっかりとみてみろ。コンプライアンス不況がもたらす不幸。今後の短期的な日本の先行きは暗い。
そんな中でどういったスタンスで投資をすればよいのか。それは、
・長期
・分散
・コスト管理
これが大前提である。この考えは、自分の投資スタンスとマッチしているが、なぜそうなのかに関しては言及が少なかったように思えた。


後半のパネルディスカッションは、タレントぞろいとでも言えばいいのであろうか。それぞれが、自分の色を大切にしていた。
「お上でなくて、自分で考えて行動しろ。」これは、僕も含めて、いまの日本人の多くに言われ続けてることである。


バンガードの加藤氏の話は、インデックス投資家にとっては心に響くものである。
「平均をとれ」「コストを低いものを」


また、最後の質問でセゾン投信の信託報酬の毎度のような質問。
総資産額が増えれば、信託報酬を減らせるよう努力したいとのこと。頑張ってもらいたい。


それよりも、ETFがもっと東証に上場してくれるよう、東証の人に頑張ってもらいたい。