勝間式「利益の方程式」(勝間和代)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: 単行本
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利益の方程式と聞いて、式をみればあたり前じゃないかと思う人もいるであろう。だが、その当たり前を当たり前のように説明するのは難しい。そして、当たり前と感じさせているということは、要点をつかんでいるということである。つまり、何かあったら原点に立ち戻るのがよいと言うがその原点となりうる方程式といえる。
勝間氏の本は、実体験に基づいてかかれているところにかなりの説得力があり、自分はひかれてしまう。それは勝間氏も意識していて、自分の経歴などを表にだしている。どういった読書をするかは人によって違うし、読むジャンルなどによっても変わってくるだろう。僕の場合は、著者の体験から導き出された考え方に強くひかれる。この本もそんなのわかってるよと思う人は多々いるのだと思う。勝間氏が試行錯誤してきた姿が裏にみえ、それに触発されて自分も頑張らなくてはなとモチベーションがあがる。理解をするのは当たり前でその先になにか感じるのだ。勝間氏の本がかなり売れているといわれるが、それを本から感じるからなのではないかと思う。だから、テーマが少し違っていても買ってみる。そんな気持ちが湧き出てくる。そして、お互いいい関係になる。
このお互いにいい関係になるというのは、勝間氏から強く学んだところ。そうしておけば効率的でもある。そんな関係を勝間氏は突き詰めているのかなと感じるとこもある。今回始めるChabo!にしてもそれを感じる。効率化というと非人道的と考えられがちだが、彼女の考える効率化するからこそ、人と人とが触れ会える時間が増えるという考え方は、ほんと考えさせられる。このシンプルな考え方が、ひろまればもっとおもしろい世界になると感じる。