普通の人がこうして億万長者になった(本田健)
電車でちょっと長旅になりそうだった。
だが手元には本がなくて、その駅の小さな本屋でタイトル買い。
普通の人がこうして億万長者になった――一代で富を築いた人々の人生の知恵 (講談社+α文庫 (G166-1))
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
億万長者の考え方をまとめているもの。
・人とのつながりを大切にする。
・知恵を大切にする。
・何事も全力でやる。
などなど、いってみれば簡単なんだが、実戦している人はどんだけいるのですかというところである。実際に、人とのつながりを大切にしているし、仕事も全力でやっていると考えている人はいるはず。では、同じ考え方をしているのにどこで差がでるのか。
と、考えてしまうところに差がある気がする。
要は、自分を人と比べてしまう。人と比べて、自分がどうなのか判断する。もちろん、自分のアイデンティティになんてものは、他者がいるからこそ決まる。だが、自分の人生に関しては自分の基準と比べること大切にしたほうがいいのではないかと感じさせられる。
そのために、自分はどう生きたいのか。を考え続ける必要がある。そうなると、人と比べる必要があるではないかと思うかもしれない。そうじゃない、人の考え方に多く触れ、自分の好き嫌いで判断するのである。あくまでも判断基準は自分の中。
では、自分が好きなことはなんのか。自分が嫌いなことはなんなのか。就職活動でやった人もいるであろう、自己分析をずっとやり続ける。就職という目標ではなく、豊かな人生のために。そして、形式的なものでなく本質的に。ここでいう本質ってなんだ?
人の考え方なんてすぐ変わるもの。自分との対話をずっと続ける。それが、億万長者になる準備のひとつである。