村上隆ポスター展 “My First Art” Series

 村上隆との出会いは、コチラコチラでちょっと書いてみた。現在は、podcastを聴いたりしている。連休があったので、実家に帰ったらカイカイキキからDMがきてるではありませんか。空けてみたらかなりよさげなイベントじゃありませんか。と思い速攻で広尾に向かう。


時は、7月21日の海の日(月&祝日)。広尾も数回目となり、外人さんが多いことなんて気にもならなくなったが、かなり暑くて、自分の体臭が気になる。有栖川宮記念公園を抜けて、迷うことなくクレストビルの地下へ続く下り階段へと向かう。が、しかし階段の踊り場にさしかかったところ前方は怪しげな雰囲気。「ごめんなさい、今日はやってません。」速攻でUターン。なんとなく恥ずかしくて上り階段をダッシュ。汗もダッと噴出す。帰宅してよく調べたら、日&月&祝日はお休みと書いてある。ただ単に俺がアホなだけ。


そして今日こそいってやると思い、しっかりと26日までをやっていることを確認。今日が土曜日であることも確認。広尾へと向かう。休日のあのへんは、機動隊の人とか多いね、クソ暑いのにホントご苦労さんです。そんなことはどうでもよくて到着。

金色のDOB君が出迎えてくれました。よくみえないね。


ポスターにして、手に入りやすい価格にして芸術を広げていく。コンセプトの本質はホントのところどうなのかはわからないが、海洋堂との企画にしても、ポスターにしても、美術市場のターゲットを広げていく意味ではおもしろい戦略である。GEISAIにしても新人アーティストを発掘して、プロモーションして世に出す。現代アートの基盤をどんどんつくりたいのであろうか。たしかに、そうすることにより儲けもしっかりとついてくる。儲かっているかどうかはよくわからないのだが。どういう収益モデルなのかを詳しく勉強してみなくてはならない。
それと、なんとなくポスターときくと量産で安っぽいイメージも持つ人が多いのかもしれないが、そこは芸術の世界であって印刷技術との戦いだったらしい。自分のこだわりがあり、妥協せず、追求する。職人ですな。職人。ここがなくなったら、仕事もなくなりますな。見え方の違いとか素人の僕には意識的にはわからないが、無意識的にはとにかくスゴイのだろなというの感じる。印刷技術のイノベーションにもかなり影響を与えているのであろう。


とにかく、全身の力を抜いて眺めていた。畳ゾーンにはいり、トイレを発見。とにかくはいってみることに。


なんか、いろんなボタンがついていてキレイにしてくれそう。でもよくみると機能的には、普通のウィシュレットと同じかな。パワー脱臭が気になるくらい。
村上隆氏はポータブルのDVDプレイヤーを持ち込むくらいトイレにはいるとでてこないらしい。だからトイレという空間を大切にしているのだとコチラで語っていた。便器に座ったらすぐにでてしまう、自分としては気持ちがよくわからないが、トイレで大小をするという行為は飯を食べたり、睡眠とるのと同じようなことですからな。テンピュールの枕で寝て、うまいもの食べて、ときたらウォシュレットつきのトイレで脱糞しないと納得いかないでしょ。


NHKで来年の3月くらいに村上隆ドキュメントが放映されるらしい。9月14日のGEISAIもある、ポスター販売もウェブであると発表している。他の人が話しているのを聴いていたら抽選販売形式にするようなことを耳にした。真実はわからんが。気が向いたらGEISAIに足を運んでみてもいいんじゃないかな。そういや昔は何回か行ったな。この前の復活したときはいけなかったけど。
何も感じなかったらそれはそれでいいし、何か感じたら最高だし。やってみないことには何も判断できん。だからなんだ。