電子書籍は本の代わりなんてもんじゃない 〜iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう

iPadで読みたかったが、持ちあわせていなかったので、帰宅途中の電車内で、iPhoneからAppStoreにて購入。すぐに読了してしまった。梅田望夫氏の文体は久しぶり。


産経新聞の連載「ウェブ立志篇」を再構成して、加筆修正したもの。
リアルタイムで読んどきゃよかった。


サバティカルにはいってから、将棋に関連した本は書いていたが、まとまった本でウェブの話をテーマにした話はブログ
でもほとんどなかった気がする。


読了後の率直な感想は、この人の考えに飢えていた。
アップル、グーグル、マイクロソフトkindle、グーグル中国問題、アメリカの話etc...
これらをどう考えているのか。
今後、どういった方向にいくと考えているのか。


多くの人が、上記をテーマに話をし、考え方も深い。
だが、梅田氏がどう考えているのか。これが、僕の思考の補助パーツとして抜けていた


電子書籍としての取り組みとして、lifeisbeautifulでおなじみの中島聡氏との往復書簡の取り組みは興味深い。
今後、質問等募集しており、読者も交えて構築できる。


ウェブのおかけで、これまで考えられないような人と出会い、話ができるようになった。
往復書簡の取り組みもウェブの魅力を象徴している。